再び始まった恋。

嫌々、出戻ったあたし。


それから何に乾杯なのかわからないが4人でグラスを合わせ、

たわいも無い話しに花を咲かせているのは…


加奈子と鈴木君だけで…


あたしと彼はただ聞き役みたいな…



まぁ、彼はもともと無愛想だしこんなものなんだろう。




「それにしてもさぁ~夕佳里の高校の同級生にこんなカッコいい人がいたなんてねぇ~♪」




やっぱ、そうゆう話しちゃうんだ。



確かにね…

顔はカッコいいよ…


あの頃よりも大人びてスーツなんてしっかりと着こなしてるし。



モテるんだろうなぁ?って思うもん。


昔からモテモテだったか…




「麻生さんは彼女居るんですか?」




カッコいい男には目が無い加奈子。



もしかして…



狙ってる?




てか、居るに決ってるでしょ?


この容姿だよ?


ほっとく女なんて居ないんじゃない?


多分、遊ばれて終わるだけだって!



何人も既に女が居るからその遊びの女にもなれないよ。


絶対!!




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