再び始まった恋。
そんなあたしは逃げる様に東京の大学へ進学を決めた。
噂で、彼が地元の大学に進学すると…
嫌でもあたしの耳に入ってきたから。
彼を避ける様にあたしは右も左もわからない東京へと旅立った。
恋愛なんて苦しくて苦いだけ…
恋愛なんて悲しくてもろいだけ…
自分の気持ちなんて言うモノじゃない。
恋愛に対して夢も持たないまま、あたしは彼の居ない土地へ消えてった。
あたしの初恋は淡い淡いモノでは無かった。
辛く、悲しく、苦い…
初恋だった。