再び始まった恋。
以外な一面
「おぅ!夕佳里っ!」
「ったく…おぅ!夕佳里っ!じゃないっての!!」
「そんなに怒んなって!」
そりぁ~、怒るに決ってるでしょ!
仕事もやっと片付いて家までの帰り道。
急な武人からの電話。
で、氷作る機械が壊れたから近くのスーパーであるだけの氷を買って来て!
って…
あたしはパシリかよ。
「領収書貰ってきたか?」
「あったり前でしょ!」
テーブルに叩き付ける様に領収書と氷の山を置いてやった。
「まぁ、一杯くらいご馳走してやるから飲んでけよ!」
「言われなくてもそうするわよ!」
「可愛く無い奴だな!」
「それはお互い様でしょ」
はぁ~、あれから武人の店に来るの避けてたのに
どうしてコイツは意図も簡単にあたしを呼ぶのかね!
まぁ、一杯飲んだらさっさと帰ろ!
「いらっしゃい」
武人の明るい声が店内に響き渡る。
お客さん来たんだ!
以外に儲かってるのかな?
武人のヤツ…
以外にお客さん入ってるしな…