再び始まった恋。

「頑張って!!」



すんなり彼を応援するあたし。


まぁ、いっか!!



クレーンが動く度、ワクワクが止まらない。



おぉっ!!

以外に上手いじゃん!!


後少し…



下に下がったクレーンが上に上がる!!



「よしっ!いけ~!!」


どうしてこの瞬間長く感じるの?


焦れったいなぁ~!!



「あぁ~~………駄目かぁ~」



スルリと抜けてしまったポッキーちゃん達。



「貸して!あたしやるっ!!」



さっきまで、コイツに連れてこられたあたしとは別人のあたし。



「……………。」



そんなあたしを無言のまま呆れた様に見てる彼。


まぁ、あたしコイツに嫌われてるし…


どう思われても関係ないや!!


今はこの目の前にあるポッキーちゃん達だけよっ!!


欲しいのはっ!!!



「そんなにこれ欲しいの?」



「うん。欲しい!!てか食べたいの!!!」



あたしの言葉を聞いた彼がまた機械に100円玉を入れてくれて…


あたしにするよう自分の位置をあたしに譲る。




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