再び始まった恋。

頼まれた物と、風邪の時に食べれそうな物等を行く途中のスーパーで買い、
軽く迷いながらも彼のマンションの下に着いた。



「はぁ…」



あたしが行ったらビックリするだろうな…


あたしだってビックリだし…



買った物渡してすぐ帰ればいいか…


しょうがない!

此所まで来たんだから!


思い切って彼の部屋の番号を押してみる。



ピンポ~ン♪ピンポ~ン♪



「押しちゃった…」



呼び出し音を聞いたら一気に気持ちが高鳴り、緊張するあたし…



しばらく待ってみるも返答無し…



あれ?寝てるのかな?


あぁ~どうしよう…


此所オートロックだし、荷物も置くとこないしなぁ~…


出て貰わないと困るんだけど…




もう一度呼び出してみるも…返答無しの彼の部屋。



あぁ~…どうしたらいいのよ。



「あっ!電話っ!」



よし!電話してみよう…


こんな風に掛けるとは思わなかったけど…


しかたないか……




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