隣のいじめっ子くん


「手当てするからこっちの台に足乗せられる?」



そう言って処置用の小さな台を指さした。



「いや、これくらい自分でできま」


「だーめ。動かすと痛いからじっとしてて。」




「う、はい…」




さっきから何も逆らえない。


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