隣のいじめっ子くん


「上靴に画鋲刺さってた。…それだけだよ」





「自分で踏んでささるとかダッセ。」





いや、あんたの囲いに仕組まれてたんだっつうの!!





「わざと、やられたの。私のこと傷つけて満足でしょ?」





無理にでも強がっていないと悔しくて泣いてしまいそうだったから、わざと冷たく言って背を向ける。


< 70 / 117 >

この作品をシェア

pagetop