嫌われ者のお姫様

かなるんだけは阻止せねば!!!!
「あ、ちょっと()なるんだけはや…」またしても言いかけている途中で
「じゃー かなるん!一緒に教室行こっ♡」
ああああああ、やめてえええええ

心の中で叫ぶだけで光咲姫に何も言えなかった
グイグイと引っ張られ教室の前まで引っ張られたのでちょっと手首が痛みつつ光咲姫に聞く。


「ねぇ、もしかして光咲姫も同じクラスなの??」
嘘だよね、嘘だと言ってもうこんな可愛い子(面倒くさい子)と絡みたくない

だがそんな、私の願いは届かず
「うん!そうだよ!谷ちゃん、今日この教室に転校生がくるって言ってたから!」
谷ちゃん??まず、誰だ

< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop