次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
「なんか頭痛い‥‥‥」
こめかみを押さえて呻くと、車を路肩に停車させた駿介の腕の中に捕まえられた。
「自業自得だ。ちっとも俺の気持ちに気付かないで逃げてたんだからな。絶対逃げられないんだから、諦めて俺だけのものになっとけ」
ギュッと抱きしめられた腕の中。ここは私だけの甘くて優しい檻。こうやってずっと拘束されていたい。
「うん」
背中に手を回して抱きしめ返したら、駿介の腕の力も強くなった。
「愛してる」
「私も。愛してる」
駿介の愛に溺れた私は、もう嘘はつけそうにない。
fin.
こめかみを押さえて呻くと、車を路肩に停車させた駿介の腕の中に捕まえられた。
「自業自得だ。ちっとも俺の気持ちに気付かないで逃げてたんだからな。絶対逃げられないんだから、諦めて俺だけのものになっとけ」
ギュッと抱きしめられた腕の中。ここは私だけの甘くて優しい檻。こうやってずっと拘束されていたい。
「うん」
背中に手を回して抱きしめ返したら、駿介の腕の力も強くなった。
「愛してる」
「私も。愛してる」
駿介の愛に溺れた私は、もう嘘はつけそうにない。
fin.