次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
夏希さんの作品は写真に加工を施して、そこにグラフィックを混在させている。元の写真が柔らかな雰囲気だからか、作品全体も温かみが溢れている。
「どう?気に入ってもらえたかしら?」
疑問形で聞かれたけど、夏希さんの顔は自信に溢れてる。
「凄いです。なんて言ったらいいのか分からないけど温かくって幸せな感じです」
自分のボキャブラリーの無さにも美術に対する知識の浅さもホントに残念だとは思うけど、だからって感動が薄くなるわけじゃない。
「うん、ありがと。所謂王道ではないんだけどねー。やっぱり自分が好きなモノが作りたいから」
ふと視線を感じて見上げたら、駿介が私達を凄く優しい笑顔で見ていた。
「俺もとても素晴らしいと思います。夏希さん自身の温かみがよく表現されてる」
「駿介君にまでそんな褒められると照れちゃうなー」
少し頬を染めて照れる姿は年上だけどとても可愛らしい。照れる夏希さんを見て私にも笑顔が浮かんできた。
「どう?気に入ってもらえたかしら?」
疑問形で聞かれたけど、夏希さんの顔は自信に溢れてる。
「凄いです。なんて言ったらいいのか分からないけど温かくって幸せな感じです」
自分のボキャブラリーの無さにも美術に対する知識の浅さもホントに残念だとは思うけど、だからって感動が薄くなるわけじゃない。
「うん、ありがと。所謂王道ではないんだけどねー。やっぱり自分が好きなモノが作りたいから」
ふと視線を感じて見上げたら、駿介が私達を凄く優しい笑顔で見ていた。
「俺もとても素晴らしいと思います。夏希さん自身の温かみがよく表現されてる」
「駿介君にまでそんな褒められると照れちゃうなー」
少し頬を染めて照れる姿は年上だけどとても可愛らしい。照れる夏希さんを見て私にも笑顔が浮かんできた。