次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
「はい!あ、いえ。そんな光栄とか言ってもらえてこちらこそ光栄です」
興奮してるんだろう、久美ちゃんの頬が上気してなんか可愛い。
「夏希さん、久美ちゃんは私の高校時代からの友達なんです」
大好きな2人が嬉しげに挨拶を交わすのを見て、私もテンションも上がっている。
憧れの人に会えた久美ちゃんはもっと、だ。
「もー、ホントに信じられないよ!まさかルナさんが文香の知り合いだったなんて、こんな幸運!現実感がなさすぎて‥‥」
舞い上がりすぎた久美ちゃんは嬉しすぎてちょっと混乱してる。少し落ちつけた方がいいかもしれない、と座れるスペースを目で探した。
「文香、良かったら少し外に出てくるか?俺は先に作品をみせてもらっているし‥」
駿介も心配してくれたんだろう。少し潜めた声をかけてくれた。確かにその方がいいかも。外で少し話したら久美ちゃんも落ち着くだろうし。
「え?もしかして『殿』ですか?」
私が返事をする前に、久美ちゃんが駿介を見て声を上げた。
興奮してるんだろう、久美ちゃんの頬が上気してなんか可愛い。
「夏希さん、久美ちゃんは私の高校時代からの友達なんです」
大好きな2人が嬉しげに挨拶を交わすのを見て、私もテンションも上がっている。
憧れの人に会えた久美ちゃんはもっと、だ。
「もー、ホントに信じられないよ!まさかルナさんが文香の知り合いだったなんて、こんな幸運!現実感がなさすぎて‥‥」
舞い上がりすぎた久美ちゃんは嬉しすぎてちょっと混乱してる。少し落ちつけた方がいいかもしれない、と座れるスペースを目で探した。
「文香、良かったら少し外に出てくるか?俺は先に作品をみせてもらっているし‥」
駿介も心配してくれたんだろう。少し潜めた声をかけてくれた。確かにその方がいいかも。外で少し話したら久美ちゃんも落ち着くだろうし。
「え?もしかして『殿』ですか?」
私が返事をする前に、久美ちゃんが駿介を見て声を上げた。