次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
「ん?ああ、高校からの友達なら知っているか。初めまして、國井駿介です。いつも文香がお世話になっているみたいで、すいません」
すいませんってなによ!どっちかって言えばふんわりのんびりさんな久美ちゃんを私と湊がお世話してるんです!何にも知らないくせにー!!!
久美ちゃんに完璧なビジネススマイルで挨拶をするのをみて、突っ込まずにいられない。もちろん、心の中でだけど。
「いえ、お世話だなんて、そんな!私が文香にお世話してもらってるって言うか。
私、ドンくさいのでいつも文香や湊が助けてくれて」
「ほぅ‥‥ミナト、ね」
ヤバい、ヤバいヤバいヤバい!!
駿介の笑顔に顔を赤らめながらワタワタと説明する久美ちゃんは気付いてないけど、湊の名前が出た瞬間に駿介の目がキラリと光った。
「そういえばミナトさんも文香の高校からの友達だったな。久美さんもお友達なんですか?」
「ええ。私達、高校3年間ずっと同じクラスだったんです。だからいっつも3人で遊んでて」
すいませんってなによ!どっちかって言えばふんわりのんびりさんな久美ちゃんを私と湊がお世話してるんです!何にも知らないくせにー!!!
久美ちゃんに完璧なビジネススマイルで挨拶をするのをみて、突っ込まずにいられない。もちろん、心の中でだけど。
「いえ、お世話だなんて、そんな!私が文香にお世話してもらってるって言うか。
私、ドンくさいのでいつも文香や湊が助けてくれて」
「ほぅ‥‥ミナト、ね」
ヤバい、ヤバいヤバいヤバい!!
駿介の笑顔に顔を赤らめながらワタワタと説明する久美ちゃんは気付いてないけど、湊の名前が出た瞬間に駿介の目がキラリと光った。
「そういえばミナトさんも文香の高校からの友達だったな。久美さんもお友達なんですか?」
「ええ。私達、高校3年間ずっと同じクラスだったんです。だからいっつも3人で遊んでて」