空ーsky-
海堂君の後ろから現れた海堂君のお兄さんはまさかの春さんだった。
「数時間ぶりだね。結月ちゃん」
海堂君は不思議そうに首をかしげながら、先ほどまで座っていた私の隣の席に座った。
「春さんが海堂君のお兄さん?ココの、こんなにおいしい料理を作ったシェフ?」
「そうだよ。驚かせられたかな?」
「で、でも春さん家庭教師だって……」
そう。春さんと仲が良くなってしばらくしたころ、春さんが昼間に、しかも平日に図書館にいるなんておかしい、ニートなのかって思ったから思いっ切って職業を聞いたことがあった、。その時は確かに家庭教師って……
「数時間ぶりだね。結月ちゃん」
海堂君は不思議そうに首をかしげながら、先ほどまで座っていた私の隣の席に座った。
「春さんが海堂君のお兄さん?ココの、こんなにおいしい料理を作ったシェフ?」
「そうだよ。驚かせられたかな?」
「で、でも春さん家庭教師だって……」
そう。春さんと仲が良くなってしばらくしたころ、春さんが昼間に、しかも平日に図書館にいるなんておかしい、ニートなのかって思ったから思いっ切って職業を聞いたことがあった、。その時は確かに家庭教師って……