誰かが君に恋してる。~純情男子の恋の傾向と対策
昼休みが終わるチャイムが鳴る。

良かった…

酒井と周囲の視線から解放される…



「さぁって!あといろいろもう一頑張りだな!」

的矢が伸びをして立ち上がる。




「なぁピカル。」

「んー?」

「告白しろよ。」

「えっ?」



胸がドキンと跳ねる。



「上手く行っても行かなくても、自分の未来のために。」



「そうだな。天使ちゃんのためにも。」

酒井も追い打ちをかける。
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