誰かが君に恋してる。~純情男子の恋の傾向と対策

「も…もちろん!

15分間、アラーム掛けてきっかり計るから!

それにっ!連絡先も聞かないし!

約束する!!」



「ふふっ!」



つい必死になる俺に君が吹き出す。

さっきまでの流暢だった俺はどこに行ったんだ…



でも、もしかして



君の笑顔、初めて見る。



口元を隠してくすくす笑う君はホントに可愛くて…



(やっぱマジ天使だし…)



ドキドキが止まらない。

呼吸が苦しい。

その大きな瞳に俺の全てを絡め取られてるみたいに、
君から眼が離せなくなる。
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