天使×恋する僕
(汚れた住人よ…
やり過ぎましたね?

さぁ、我らの兄弟を返し早々にいるべき場所に帰りなさい。)

その声は穏やかでも厳しい口調だった。



《ふん!いちいちうるさいわね!あ~いやだいやだ!返すわよっ。返せばいいんでしょ?
そのかわり、冥界のペルセポーネに貢ぎものとして、晃司はいただくわ。》


そう言い切らない内に、俺は空中にフワリと持ち上がり、たちまちモネの腕の中にいた。












瞬間芸かよ!
つか、俺…かなりやばくね??

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