天使×恋する僕
-その時だった。

『晃司さん。怒ってはいけません。憎んでも何も始まらないわ。』

ミュウは、ミカエルに抱き起こされながら青白い顔をしていた。

《あら。お目覚め?》

モネは、汚いものを見るような目付きだった。

《本当、何度あんたは、あたいの仕事邪魔したらいいわけ??
この晃司の願いきいちゃうし。
100年も、200年前もずっと、ずっとあたいの邪魔しくさって!

その度にあたいは、ルシファ―様からお仕置きなのよ!?


ワナワナと唇を震わせていた。


「モネ?お仕置きってどんな罰なんだ?」

お仕置きって聞くと、ちょっと可哀相に感じた。


悪魔のお仕置きって、すんごい拷問なんだろうな。



< 153 / 245 >

この作品をシェア

pagetop