天使×恋する僕
モネのいたずらには毎度呆れるばかりだが、今度ばかりはやり過ぎたようだ。


いたずらというより、殺しにかかっている…。

美しい銀白の翼もすっかり顔色同様、青ざめているように見える。


「モネ!お前まじでミュウ殺す気?」

《だったら?》
うざいと言うばかりの目付きに俺は余計怒りを覚える。


《天使も所詮、そのていどなもんよ。 さあ、晃司行くのよ。》




――その時!




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