天使×恋する僕
「これは、以前、ミュウからもらった物です。」


(そうか、そうだったのか。)

ミカエルはじっとミュウを見つめていた。

「このクロスのペンダントには何か特別な意味が?」


(人間よ。それは、我が兄弟の命の灯。マナそのものである。
それを人間に渡すとは。)

ミカエルは、納得のいかない表情をして、小さく首を振っていた。

(人間よ。そのクロスのペンダントを兄弟に渡すがよい。
ミュウは必ず助かるであろう。)

その言葉を聞き俺は、急いで外そうとした。

(待て!早まるな。
それを預けたと言う事は、人間!
そなたの寿命が消えていると言う事だ。

その光りで、そなたは人間の本来の寿命、120年を約束されていると言う事だが?)




俺は!死ぬのか??

というか…





もう死んでいたのか!?!


なんて凄い事実なんだ

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