天使×恋する僕
真人はすっかり、興奮状態に入っていた。

「なあ、どうしてだ?
あんなに、上手くいってたのに!
どうして急にこうなるんだよ!!」


―ヤベぇ。逃げ道ねぇ。


「お前が、麻里にちょっかいかけたのか?」


―駄目だ。頭痛い…



「お前が、何かしたんじゃないのか?」






―頭が痛過ぎて…






真人の声が聞こえない。







「なあ、答えろよ!
何がしたんだろ!?
なあ!?」






―頭が痛くて俺はその場で倒れ倒れてしまった。





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