天使×恋する僕
『晃司さん?
わたくしの性別がハッキリしないから、オカンムリなのね?!』
…嫌、そこじゃねぇし…
『わかりました…
これはいかがでしょ?わたくしの気がすみませんわっ』
>ボンっ!
瞳を静かに閉じ、両手を組み合わせると…。
ミュウはたちまち、マッチョな男姿にかわったのだ。
うへぇ~すげぇ~
「いや、キモいし…」
と言うか変身できるのかよ…
その一言がまずかったらしく・・次々とミュウは人の姿をかえはじめた。
最悪なことに今度はヒゲの濃い
アキバ系の男に…
「ミュウ…野郎は……
やめてくれ…。いらねぇ」
『あら、素敵なのに…
ザンネン。』
一瞬子猫のようにミュウはシュンとしたものの、すぐに立ち直ったらしく
再びわくわくとした表情にかわりはじめた・・
『じゃあ。じゃあ。これは??』
今度ははちれんぱかりのぶるるんとした、オッパイのでっかい女になった。
「うひょっ」
そう喜んだのもつかの間・・
ブシュ~~~!!
ドサっ・・・
俺は興奮のあまり倒れてしまった……