天使×恋する僕
どうしよう…

からだが動かない…

真っ黒な髪をした、優しげな横顔の女性とレジ前で何やら微笑みあっている。


偶然かもしれない。


そう…




今、会ったばかりなのかもしれない。


だけど…


だけど…


一分でも、その場所から離れたかった。



その場所から消えたかった。








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