天使×恋する僕
やがて俺の涙はミュウへと…
怒りへと変わった。


「なんだよっ!今頃ノコノコ帰ってきやがって!
何しにしに来たんだよ!」

そう、完全な八つ当たりだってわかりきっていたんだ・・


なさけねぇんだけど・・天使ならって・・

ミュウは、全てを見透かしてるような眼差しで、黙って俺を見つめていた。

『我が主の元へ行ってました。

猫の件は…とても残念だと思います。
猫の魂は、我が主の元へいくことでしょう。』

慈悲にあふれる眼差しと、口調を俺に投げかける。

「っるせぇ~な!
何が主の元へ行ってたんだよ!
何が主の元に猫の魂があるだよ!

そんなの俺はしらねぇよ。
傷が治ってるなら、とっとと主の元へ帰れよ!
出ていけよ!

そんなに主が偉いならさ
この猫生きかえせよ!
なぁ? 元に戻せよ!

今すぐ主のおなさけで
生きかえせよ!」
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