天使×恋する僕
《いいじゃない~ちょっとぐらい。
ほんの少し、ちゅ~するだけよ。
ちゅ~したら大人しく帰るわよ。》

そう言った悪魔は、俺を見つめて笑っていた。


しかし目は笑っていない。


マジこいつ、やべぇんじゃないんだろうか?

視線を交わしただけで、異様な寒気立つ。

『冗談じゃないわよっ!
モネに悪魔の接吻されたとたんに、廃人に変わってしまうわっ!
寝た子をわざわざ起こさないでちょうだい!』

ミュウは、俺の前に立ちふさがり、再び身構えていた。

悪魔の接吻ってさ…


なんかエロくね??




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