天使×恋する僕
『晃司さん、気がつかれました?』

ミュウは、静かにベットに腰掛をかけ穏やかな視線を返してきた。


「ミュウこそ…体平気なのか? それに…なんか、すげぇ力使ってたべ?」



『あぁ、魔破ですね。
あれは、悪魔達へのお仕置きなのよ。
本当の浄化の祈りは別にあります。
その場合、大変なエネルギーと、魔印を結ぶ必要がありますね。』



そう言ったミュウは少し淋しげだった。



なぜそんな表情をするんだろう?



この時、俺はもう少しだけ・・・ミュウの事を知りたいって本気で思ったんだ。






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