天使×恋する僕
その悲しげな瞳を見ていたら、俺は今猛烈に、ミュウを抱きしめたい気持ちでいっぱいだった。


-…ドクン、ドクン



触ってもいいのかな?

遠慮がちに手を延ばす。


-…ドクン、ドクン
震える指先が髪にたどりつく…。


ウォォ!!

ミュウの髪を指で絡めている。

金色に輝く美しい人・・・


ナァァンて!柔らかい髪なんだろう。




それに…そう…


ミュウから全身から漂う、このかおり。




きっと 満開の華のようなかおりのせいなんだ…



いますぐ、ミュウを…

抱きしめたいんだ…






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