天使×恋する僕
俺は、天井の手摺りに捕まりやり過ごす事にした。


俺の目の前に、黒い髪でスレンダーの若い女性がずっと立っていた。

いいおっぱいしてんな~

ブレーキを踏むたびに、ヨロヨロとしていて、見ていて危なっかしい。


おまけに、俺の足を

ヒールのかかとで


ぎゅっと踏みつけるしまつ……


そのヒールが容赦なく、スニーカーの爪先を直撃。


マジで…いてぇよ!


何度も踏まれると、腹が立つどころか、呆れてなにも言えなくなってくるようだ。

オネェさんは一応、足を踏んでいる自覚はあるようで、踏む度に小さい声でごめんなさいと、言うんだ・・
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