天使×恋する僕
玄関にでると矢継ぎ早に質問が飛んできた。  「天使が居るって本当ですか?」


   「写真撮らせてください。」


…フラッシュまぶしいな




「名前は?」

     「歳は?」


…やばい、言い返せねぇ


「天国は何処ですか?」

「空は飛べますか?」


 「羽はありますか?」


絶え間無い質問に俺は、すっかり怖じけづいていた。



…その時だった…






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