VOICE~君の声を求めて
「あっ詩音あのね今日はクラスの友達の子と帰るから、それを言いにきたの……ごめんね。約束守れなくて……」
なるべく早口で答えた。
詩音に私の気持ちが悟られないよう。
「大丈夫だよー!じゃあ明日はいっしょに帰ろうね!」
「えっ?詩音ちゃん私と帰ってくれるの?やったぁ!」
そう言った女の子は可愛らしいツインテールに長いまつげ男の子にすごく人気がありそうだ。
「ふふっ」
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