VOICE~君の声を求めて
教室に入ると女子たちはグループで楽しくおしゃべりをしていた。



私も話したいな……



肩にかけていたバックを置き、お気に入りの小説を読み始めた。



はぁ、いまぼっちで読書なんてほんと地味なやつって思われてるんだろうな。



「いっ……」



突然私の頭に痛みが走った。

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