VOICE~君の声を求めて
「おいっなにしてんだ、お前ら」




この声は

「あっ有馬くん!」




私を囲んでいた、女子たちは怯え始めた。




「ちっ違うの、有馬くん、私は雨宮さんと友達になろうと思って」




「ねっ?雨宮さん?」



すがるような目では私見てきた。




その目は″合わせろ″″空気読め″と言ってるようだった。


私はそんなに弱くない。

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