VOICE~君の声を求めて
「ねぇねぇ、雨宮さんはなんか歌はないの?」
となりにいた女子が話しかけてきた。
よしっ!
いい感じにはなして友達にっ!
「うっうん!なに歌おうかいま考えてるの」
緊張して、声がうわずってしまった。
「そっか〜決まったら言ってね!曲入れるから」
そう言うとニコッと微笑んだ。
「うん、ありがとう」
カワイイ子だな
仲良くなれそうな気がする。
がんばろう
でも何歌おう?
今どきの曲で雰囲気を壊さないのような曲にしなくちゃ!