ガラスの靴〈短編〉
ドレスの衣装に着替えると、みんなからどよめきが起こった。 


「かわいい!!」


「似合ってんね〜!」


最初は仲が悪かった先輩もいまではこの通り!! 


って、そういう事してる場合じゃなかった!! 


急いで舞台にでる。 


中央に立っている優斗と踊ればいいんだ。 


私が舞台にでるとまた、どよめきが起こった。 


「かわい〜!キレイ!」


そんな声が聞こえてくる。 

うれしいかも(o>ω<o) 


ほめられて嬉しくない人なんていないよね? 


優斗の所に行くと、優斗の顔が赤い事に気付いた。


「どうしたの?」


みんなに聞こえないように聞いた。 


「別に?…以外と似合ってんじゃん。」


照れてるのが分かった。 

「クスッ。ありがとう!」

ゴーンゴーン 


12時を知らせる鐘。 


シンデレラは帰らなくてはならない。 


ガラスの靴をおいて、客席の中央を走っていくんだ。

さぁ、行くぞ!! 


と走りかけた時。
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