ガラスの靴〈短編〉

本番

毎日毎日練習して、やっと向かえたこの日。　


今日は…文化祭当日です！


うぅ〜〜。　


お客さん多くないッ？！　

これも優斗がかっこいいおかげ…？　


私は、継母達にこき使われる時の衣装に着替える。　

あとでパーティー用の衣装に着替えるんだけど…


似合うかな？　


「おっ！友紀、その衣装似合ってんじゃん！」


そう言ってきたのは優斗。もちろん他の人には聞こえないように。　


っていうか…　


「うれしくないよ！これ、ボロボロじゃん！！」


「アハハ(*´∀｀*)」

もー、優斗め〜！！　


優斗とは練習しているうちに親しくなった。　


キスされた事は百歩ゆずって許してあげたんだ。