(完)ないしょのメイド様
わたしが諦めていた時
「みんなまだ、諦めてないのに千代は諦めるの?」
えっ懐かしい声が聞こえて目を開けると目の前にお父さんとお母さんがいた
わたしは、会えて嬉しくて2人に抱きついた
「会いたかった。寂しかった…」
わたしはずっと内に秘めた気持ちを呟いた
「千代っごめんね。でもいい子に育ったわね」
お母さん…
「千代っ大好きだぞっ」
お父さん…
「わたしもお父さんとお母さんが大好き」
「ねぇ千代。千代の周りにいる人のことを教えて」
「おぉそれいいな。俺も聞きてぇ」
「うんっあのねっ……」