(完)ないしょのメイド様
「今日はどうだったの?ご主人様に気付いて貰えた?」
「いつも通り…気付いてない」
わたしはそっぽを向いて答えた
「ハァー全く、千代気付いて貰いたいならアタックだよ
好きなんだから頑張らあたしも協力するからね????」
「なっ!!……なんで」
わたしに好きな人が居るなんて言ったことは無いのにどういった解釈をしたのか…
「わたしには好きな人なんていないよ!」
「えっだって彼のこと忘れてないでしょ!?」
いろんな意味で覚えてるだって彼は
わたしのご主人様であり幼なじみなんだから
忘れる分けないじゃん
今日も会ったし……でもっ
それとこれとは別なんじゃないかなぁ?