(完)ないしょのメイド様
キスをされたわたしの肌はそこから甘くて熱のあるものを身体全体に伝染した
わたし達乱れた息と共に一つになった…
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朝。わたしは優雅よりもはやく起きた
優雅の顔を見て昨夜のことを思い出して顔を真っ赤に染めていた
「千代ちゃんっなに赤くなってんのっ」
「うわっ優雅起きてたの?って見ちゃダメ」
「えぇーあんまり見えて無かったから今からやる?」
「ホントにしたいの?軽はずみで言ったならお断りよっ」
「あっそうだった。これ」
優雅は後ろから抱きしめながら右手にリングを付けた
わたしは優雅の右手を見ると同じ物が付いてた
「千代っこっち向いて」
言われた通り向くと真剣な顔で
「オレが戻ってきたら結婚しよ!」
わたしは迷うことなく即頷き
「はいっ喜んで。お願いします」