恋愛対象外だから!【おまけ追加】
はるちゃんと唯ちゃんはあたしの腕を引き
廊下まで連れられた。
「…康太って子ガチで飛鳥の子ども?」
「いや、はる君。飛鳥君は19歳だよ。」
飛鳥君の高校生時代をよく知る兄達。
バレるのも時間の問題。
なんて、考えているとインターホンが鳴った。
はるちゃんが玄関まで行きドアを開けた。
「ちわーす、、って…はるさん。」
「飛鳥、俺に説明しろ。」
「大体は検討つくでしょ?…俺に兄貴いるの知ってますよね、康太は兄貴の子どもです。」
と、小さめの声で飛鳥君はこうなった経緯などを話した話した。
「…確かに京は昔、瑞希って人とよくつるんでいたな。その人が飛鳥の兄か。」
「飛鳥君、若いのに僕達より苦労してるんだね。子ども育てるの大変でしょ?」
唯ちゃんもはるちゃんも色々考え込んでいる。
そりゃ、そうか。
「…大変っすけど、親父に任せると康太が大変な目に遭うんでね。それに親父も何だかんだ言いながら海外出張が多いですしね。」