恋愛対象外だから!【おまけ追加】
「ま、康太と二人暮らしするようになったのは4年前からっすね。基本的に保育所の迎えとかは俺の叔母に頼んでいたんっすけど腰が悪いみたいで頼めなくなって。」
「それなら、家に頼めばよかったのに。蒼から聞いてるだろ?」
「…いや、康太と此処の末っ子ちゃんが同級生で仲良いってことは今日知ったっす。」
それも、同じ小学校だし。
うん、驚くことだらけだよね。
「これから無理な日は椎名家が預かるよ。」
「えっ、マジっすか?!助かります!」
「あの、、ここで話すよりリビングに移動しません?あと、飛鳥君夕食は食べた?」
「えっと、まだ…。」
んじゃ、ここで食べて行ってもらえばいいか。
京ちゃん、結構量作ってるし。
「食べて行ってね、作ったのは京ちゃんだけど。ほら、康太君待ってるから。」
「本当にありがとう。…てか、かなり迷惑かけてるよな。」
リビングに戻るとソファーに寝転がってテレビを見ている類ちゃんに対してみっちゃんと康太君が『構ってください』と言うような目で見つめている。…犬みたい。
「あ、父ちゃん!おかえり!」
「ただいま、康太。良い子にしてたか?」
「うん!」