恋愛対象外だから!【おまけ追加】
「本当はあまり気が進まないけど蒼ちゃんからのお願いだもんね、、やるよ。」
『本当に?!ありがと、ふう!詳細は家に帰って来てから言うから!』
蒼ちゃんはルンルンで電話を切った。
本当は、かなり乗り気じゃない。
「電話?」
「うん、お兄ちゃんから。」
「あれ、はる先生もお兄さんでしょ?ふうちゃん何人兄弟なの?」
「えっと、お兄ちゃんが4人と弟が1人と妹が1人いる。で、はるちゃんは次男だよ。」
これ以上、家族が増えたらどうなるのだろう。
別に増えても何も思わないけど。
「めっちゃ大家族じゃん!はる先生そんなに兄妹いたんだね!」
「はるちゃん有名なんだね。」
「この高校で知らない人はいないよ。それに、はる先生目当てで、この高校を受験する人も少なくないよ。」