恋愛対象外だから!【おまけ追加】


「…へ?」


『あら、知らない?寺島先生と椎名先生は仲良しコンビだったのよ?…急に敵対視するようになったんだけどね。』



仲、良かったんだ。
今の様子をみてるとそんな感じには見えない。



『じゃあ、私も戻るわね。』



そう言って、看護師さんもナースステーションに戻って行った。


病室に残されたあたし。

…1人ってのも寂しいんだけど。



((コンコン))とノック音がした。
…こんな時間に誰だろう?


燐ちゃんが来るには時間帯がはやいよね。



「どうぞー。」



開いたドアの方を見ると…、



「ふうちゃん!ごめんね、来れなかって?僕がいなくて寂しかったでしょ?」


「…あの、唯ちゃん?」



唯ちゃんもこの時間帯なら仕事あるよね?
もしかして、サボり?



「本当は、ふうちゃんが倒れたって聞いた日にすぐに行きたかったんだけどその時タイミング悪く関西の新店舗に行っててね?」


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