恋愛対象外だから!【おまけ追加】



「…でも、ふうちゃんを怖がらせて困らせて僕のことを意識してほくない。」


「唯ちゃん…?」



いつもの唯ちゃんの顔に戻った。

優しくて頼れないお兄ちゃんだけどいつも安心させてくれた。



「だから、僕、ふうちゃんのことは諦める。…けど、最後に兄妹としてキスしたい。」



そう言って、唯ちゃんはあたしの唇にチュッとしてきた。



「…プッ、ふうちゃん顔真っ赤。このキスはノーカウントとして数えないでね。」



って、結局キスされた。



「ふうちゃんは、無防備すぎ。そんなんじゃすぐに兄弟達にキスされて襲われるよ?」


「…なっ!それはないっ!」


「それに、僕は物分りがいいから、もうふうちゃんのことは追いかけないけど他の兄弟達が残っているからね。」



そう言って、立ち上がった。

そして、机の上にあたしの大好物のお菓子やジュースなどを置いた。



「これ僕と蒔茉からのお見舞い。…あと、何があっても僕はふうちゃんの味方だよ。」



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