恋愛対象外だから!【おまけ追加】


「大丈夫、任せなさい!私は一応、看護師免許持ってるのよ。」



安心しきった様子で京ちゃんは病室を出た。
病室にいるのはあたしとお母さん。



「楓加、元気にしてた?」


「うーん?今は元気じゃないんだけど。」


「それもそうね。兄妹達はどうしてた?」



本当に最近だけでも色々あった。

蒼ちゃんは女遊びが絶えなくなってたし、
皆、仕事で忙しかったり…。


それに、告白だってされた。



「楓加は今、好きな子いるの?」


「…へ?そ、そ、そんないないよ!」


「あ〜、照れちゃって。本当に可愛いわね。」



お母さんと会話するのは本当に久しぶり。

お母さんもお父さんの仕事を手伝っていたらしくて中々の会えなかったり…。



((ガラガラ))



「あれ、母さん来てたの?」


「遙と楓加が2人きりになるのを防ぐため!はるちゃんはイヤラシイ子だからね。」


「は?なんだよそれ。てか、俺の場合は健全な男ってだけなんだけど。」


「どうだか〜?」


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