恋愛対象外だから!【おまけ追加】



それから、10分ぐらいして楓加の病室から医者達は出て行った。



「…遙、楓加を今日は頼んでもいいかしら?」


「…ん、、、って、は???」



今日頼むってどういうこと。
いや、全く理解できない。



「看護師さん達に許可はとってるわ。…それに楓加が起きた時、そばに遙が居た方がいいと思ってね。」



俺…?



「私達は、蜜葉もいることだし家に帰るわね。また、明日来るから。あ、襲っちゃ駄目よ?」



そう言い残し、病室を出て行った。てか、いくら俺でも病人を襲うほど飢えてないし。



「…ったく。」



病室の椅子で座って楓加の頭を撫でた。
本当に寝顔も昔から可愛い。



((ガラガラ))とドアが開いた。



「はる君、これ僕からの差し入れ。…僕と類君も先に帰るけど狼になったら許さないよ?」


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