恋愛対象外だから!【おまけ追加】
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「楓加は俺のこと嫌い?」


「…嫌いじゃない。」



何故あたしは今、はるちゃんの膝の上なのだろうか。…振り返ってみよう。




確か、授業終わりのチャイムが鳴り燐ちゃんに見送られながら準備室に来た。

準備室に入るとソファーに足を組みながら座ってコーヒーを飲む はるちゃんがいた。

何故か引き寄せられてあたしがバランスを崩してそのまま座っちゃった。



「じゃあ、俺のこと好き?」


「…」


「何でそこで黙る?俺は楓加のこと小さい頃から女の子として好きだよ。」



な、なにを…言うの?



「えっと、冗談デスカ?」


「ばーか、こんな事冗談で言うわけないだろ。本当は心に秘めとくつもりだったんだけど、父さんがバラしたからね。」


「…へ?」



あたしって、…モテ期なの。
いや、兄弟限定だけど。


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