恋愛対象外だから!【おまけ追加】
遙side




楓加が急いで準備室から出て行った。
…奏人のせいで。



「せっかく、楓加と2人だったのに。奏人はいつもいいとこで邪魔しに来るよな?」


「鍵かけていてもスペアあるし、残念。」



まじで、奏人ムカつく。
秘密で鍵変えてやろうか。



「んでー?楓加ちゃんを遙の膝の上に座らせてヤラシイことでもしてたの?」


「…は?してねーし。」



正直、しそうになったけど。
頑張って理性を抑えた…、よな?



「でも、俺が来なかったら狼にでもなってたんじゃないの?」


「…ほっとけ。」



不貞腐れながらコーヒーを入れ直してマグカップに入れる。



「って、俺には入れてくれないの?」


「何で邪魔者にコーヒーなんか入れなきゃ駄目なんだよ。自分でやれ。」



でも、奏人が来てなかったら確実に俺は楓加を襲っていたかもしれない。


少し、嫉妬していた。


医者達に勉強を教えてもらってたって…、
京の働いてる大学病院はイケメン揃いで有名。


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