恋愛対象外だから!【おまけ追加】




あたしの意識が戻ったとお兄ちゃん達に一斉に連絡が行き渡り、

2時間程で兄弟が揃った。



「ふうちゃん、…本当に目覚めてくれてありがとう。」



唯ちゃんは泣いている。
普段泣く姿なんてみたことないのに。



「ふうのくせに心配させるなよ。」



目が少し潤んでいる類ちゃん。



「ったく、マジで心配かけやがって。
無茶するなって前言っただろ?」



…と、蒼ちゃん。

超、キラキラした服を着ているところから仕事を抜け出して来てくれたんだ。



「蒼眞の言う通りです。
あんなこと二度としないでください。」



と、あたしは京ちゃんに叱られている。



「は〜ぁ、僕少し喉乾いたな。
自販機行って飲み物買いに行ってくるね。」


「自ら辞退するとか嫌だけど、俺も撮影抜け出して腹減ったから買いに行ってくるわ。」


「…俺も腹減った。蒼兄奢って。」



そう言いながら、唯ちゃんや蒼ちゃん、類ちゃんが一斉に出て行った。



「さて、俺も仕事あるから行きます。
何かあればナースコール押してください。」



そして、京ちゃんまでも出て行った。



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