恋愛対象外だから!【おまけ追加】
「まったく、蒼も類も楓加も国語系だけは昔から得意じゃないよな。」
「…得意じゃないです。」
唯ちゃんは典型的な文系だった。
まぁ、国語力がないと美容師は無理か。
京ちゃんは両方できるし高校も大学も主席って言ってたし……、
ま、実際に今、京ちゃんが医者やってることが証明されてるよね。
「はるちゃん、国語得意だったりする?」
「俺は基本どの教科もできるけど、、」
「ってことで、はるちゃん教えてください!」
「あ?やだよ。どうせ数ヶ月前みたいに『スパルタ野郎』とか『鬼教師』とか言うんだろ?」
そうでした、
あたしがまだ受験生で勉強など色々と教えて貰っていたとき、色々とかなり暴言をはいたことを忘れていました。
「その節はお世話になりました…、」
「本当に世話かけやがって。」
「あの…、おふたりさん?私がいること忘れていたりしない?」