恋愛対象外だから！【おまけ追加】

遙side




俺は椎名 遙。


私立 愁蘭学園 高等部の教師のときは風間 遙としてやってる。

半年程前、まだ楓加が高校選択で悩んでいる時だった。楓加は国語以外はずば抜けて賢くどこの高校でも選べる程度の能力だった。



『今のところ、はるちゃんが教師してる高校にしようと思ってる。』



そう言われた。
突然の出来事で一瞬時が止まった。



正直言って、俺は楓加が好きだ。


もちろん恋愛感情という意味で…、

小さい頃から楓加は目を離せないやつですぐにどっかに行きそうなやつだった。

だから、守ってやりたくなる存在で俺にとっては必要不可欠な存在だった。



『ふうはね？はるちゃんのこと大好き！』



よく、昔はこんなことを言ってくれた。

今言われたら、楓加のことを襲ってしまいそうな程で理性がやばい。