恋愛対象外だから!【おまけ追加】
「楓加ちゃん、今日のところは遅刻は無しにしといてあげるよ。俺は君の超がつくほどの方向音痴なことは知っているからね。」
「ありがとう、奏人君!」
ラッキー!
そもそも、校舎が広すぎるのが悪い。
体育館も1つだけじゃないし。
「楓加ちゃん来るの遅いから他の子達はバレーボールをしているよ。」
体育館に入ると、一斉に注目を浴びた。
昨日といい、今日といいあたし目立ってる?
「ふうちゃん、どこ行ってたの?!」
「迷っていました…、てか、燐ちゃんが走るのはやいから見失っちゃったんだよ!」
燐ちゃんは軽々しく走ってあたしは後ろから必死に追いかける。
その結果が、、迷子でした。
「ほら、私達も混ざろうよ。」
「うん!」